歯科レセコンのメリット｜自動でデータを処理できる
歯科でレセコンを導入するメリットの一つにデータを自動で処理できることがあげられます。
例えば、患者さんの個々の治療履歴をどんどん蓄積させていくことが可能であり、そのデータは日付等の識別によって簡単に抽出できるようになっています。
治療内容や処置数、点数を自動的に判断することも可能であり、集計データをプリンターに出力できるのも非常に便利です。
必要なデータを必要な場所に送れるようになるのがレセコンであり、意識しなくてもデータを収集したり蓄積したり、送信したりすることが簡単に行えます。
送られてきたデータは離れた場所にある端末からでも見ることができますので、情報の共有という点でも役立っていますし、活用して治療に役立てることも容易です。
情報の内容や量に関してはレセコンのシステムによって大きな差がありますので、導入時にはどのような内容の情報をどの程度送信できるのかを、事前にきちんとチェックしなければなりません。
歯科レセコンのメリットは計算が簡単にできること
歯科レセコンを利用するとカルテ入力や患者様の情報管理が簡単になります。
今まで手書きで入力していたカルテも置く必要がなくなりますので、スペースも省略することができます。
毎回、行われた治療を入力するだけで、保険点数を自動的に計算してくれるのが最大のメリットです。
手書きのカルテの場合、医師の字が読み取りにくい、専門用語が英語ばかりでわからないなどの問題がありますが、電子カルテではそのような問題も解決されます。
レセコンを導入している歯科医院ではお会計までの待ち時間が少なくて済みます。
次回以降の治療計画も入力されていますので、予約をとる場合に次回の診療の時にかかる時間も、受付でおおよそ把握することができます。
昔来たことがあるという患者様のカルテも簡単に探すことが可能になり、情報を無駄なく管理することが可能です。
導入には費用や初期講習など少し手間がかかりますが、一度導入すると歯医者の治療に携わっている人に誰でも簡単に使うことができます。
